冬の昼は、少し重たい。
外は明るいのに、体は思ったより動かない。
午前の作業が一段落して、時計を見ると昼前。
お腹が空いているわけでもないけど、
このまま午後に入るのは少ししんどい。
そんな日は、席を立ってキッチンに向かう。
コートは着ない。
短い距離を歩くだけ。
冬は、昼の疲れが出やすい。
空気が乾いていて、体がこわばる。
集中していたつもりでも、
気づくと肩や目に疲れが溜まっている。
以前は、この時間帯が苦手だった。
何か食べたほうがいいのか、
それとも我慢したほうがいいのか。
甘いものを口にすると、午後が崩れそうな気もする。
考え始めると、余計に疲れる。
キッチンに行くと、棚の前を通る。
いつもと同じ場所に、イエローボックスが置いてある🍯
特別な箱でもなく、
目立つ配置でもない。
ただ、毎日通る動線の中にある。
冬になってから、この位置がよりしっくりくるようになった。
お湯を沸かして、カップを出す。
冬の昼は、温かい飲み物がほしくなる☕
その流れの中で、
イエローボックスに手が伸びる。
量を考えない。
今日は使うか、使わないかも迷わない。
疲れている昼は、
判断を増やしたくない。
席に戻って、椅子に座る。
カップを持って一口飲む。
甘さを足して、少し呼吸が落ち着く🍯
体が一気に元気になるわけじゃない。
でも、張りつめていた感じが緩む。
冬の昼は、これくらいでちょうどいい。
12時半を過ぎると、
もう一段、疲れが顔を出す。
午前ほど集中できないし、
午後の作業を考えると気が重い。
そんなときも、
同じ流れをなぞる。
水を飲みに立ち上がって、
その途中で棚を見る。
イエローボックスが、同じ位置にある🍯
新しいものを探さない。
別の甘さを考えない。
冬の昼は、固定しておいたほうが楽だ。
外は寒く、
室内との温度差も大きい。
体は気づかないうちに疲れていて、
頭だけが動いている感じがする。
この状態で刺激を足すと、
午後が長く感じやすい。
だから、昼は静かに切り替える。
13時ちょうど。
昼休みが終わる前後は、
一番だるさが出やすい時間帯。
椅子から立ち上がるのが面倒に感じる日もある。
それでも、一度歩く。
キッチンまで行って、
棚を見る。
イエローボックスがある🍯
変わらない位置。
変わらない昼の景色。
これがあると、
午後に入る準備が整いやすい。
冬は、
「頑張る昼」より
「崩れない昼」のほうが大事だと感じる。
気合いを入れ直すより、
疲れを広げない。
イエローボックスは、
そのための甘さとして置いている🍯
13時半。
作業を始めて、少し経った頃。
また集中が切れかける。
それでも、
昼の延長だと思って流す。
水を飲みに立つ。
棚の前を通る。
目に入るイエローボックス🍯
今日はもう使わない日もある。
それでも、
「戻る場所」が見えているだけで安心する。
冬の昼は、
疲れをゼロにしなくていい。
これ以上、疲れを増やさない。
それだけで十分だ。
午後に向かう前、
体と頭を一度整える。
イエローボックスは、
冬の昼のその役割にちょうどいい🍯
甘さが強すぎず、
気持ちを引っ張りすぎない。
特別なことをしなくても、
同じ流れに戻れる。
棚の位置は変えない。
置き場所も変えない。
冬になっても、そのまま。
昼は、昼のまま。
冬の昼、
疲れたときに考えなくていい甘さがある。
イエローボックスは、
そのために、
今日も同じ場所に置いている🍯
※体感には個人差があります。
自分に合うペースで調整してください。